オールインクルーシブクルーズ:料金に含まれるもの、含まれないもの

オールインクルーシブクルーズ:賢く楽しむための徹底ガイド

近年、ますます人気が高まっているオールインクルーシブクルーズ。その名の通り、旅行代金に多くのものが含まれているため、一度予約すれば追加料金を気にせず、船旅を満喫できるのが魅力です。しかし、「オールインクルーシブ」と一口に言っても、クルーズ会社やプランによって含まれる内容や範囲は大きく異なります。ここでは、オールインクルーシブクルーズの料金に含まれるもの、含まれないものを具体的に解説し、賢く楽しむためのポイントをご紹介します。

オールインクルーシブクルーズとは

オールインクルーシブクルーズとは、基本的にはクルーズ代金に、食事、飲み物、エンターテイメント、チップなどが含まれているパッケージプランを指します。これにより、旅行者は追加料金の心配をせずに、リラックスした旅を過ごすことができます。

含まれるもの:基本編

ほとんどのオールインクルーシブクルーズで共通して含まれているものを以下に挙げます。

  • 食事:メインダイニング、ビュッフェレストランでの食事は基本的に無料です。朝食、昼食、夕食はもちろん、軽食が提供される時間帯もあります。
  • 飲み物(一部):ソフトドリンク(コーラ、ジュースなど)、水、コーヒー、紅茶などは含まれていることが多いです。
  • エンターテイメント:船内で開催されるショー、ライブミュージック、映画上映、プールサイドでのアクティビティなどは無料です。
  • チップ:乗船中に必要となるチップ(ポーターチップ、レストランスタッフへのチップなど)は、クルーズ代金に含まれている場合がほとんどです。
  • 港湾施設使用料・税金:一部のクルーズ会社では、これらの費用も含まれていることがあります。

含まれるもの:クルーズ会社による違い

ここからが、オールインクルーシブの「範囲」で差が出る部分です。

  • アルコール飲料:ビール、ワイン、スピリッツなどのアルコール飲料が、無制限で含まれているか、あるいは特定の種類のアルコール飲料(ハウスワインやビールなど)のみ含まれているかは、クルーズ会社やプランによって大きく異なります。高級クルーズラインでは、プレミアムブランドのアルコールまで含まれている場合もあります。
  • スペシャリティレストラン:メインダイニングやビュッフェ以外に、船内には料金が別途かかるスペシャリティレストラン(ステーキハウス、イタリアンレストランなど)があります。オールインクルーシブプランによっては、これらのレストランでの食事が1回または複数回無料で楽しめる場合があります。
  • Wi-Fi:船内でのWi-Fi利用は、無料または割引価格で提供されることがあります。特に長期間のクルーズや、ビジネスで利用したい方にとっては重要なポイントです。
  • 寄港地でのツアー:一部のハイクラスなクルーズでは、寄港地での観光ツアー(エクスカーション)が無料または割引価格で含まれていることがあります。これは非常に大きなメリットとなります。
  • 船内でのアクティビティ(有料):スパやカジノ、一部のゲーム、特別なワークショップなどは、基本的には別料金ですが、割引特典が付いている場合があります。
  • ドリンクパッケージ:アルコール飲料が含まれていないプランでも、別途ドリンクパッケージを購入する際に割引が適用されることがあります。

料金に含まれないもの:注意点

「オールインクルーシブ」という言葉に惑わされず、何が本当に含まれていないのかを把握しておくことが、後々のトラブルを防ぐために重要です。

  • 一部のアルコール飲料・プレミアムドリンク:前述の通り、高級なワインやスピリッツ、クラフトビールなどは含まれない場合があります。
  • スペシャリティレストランの食事(追加料金):含まれていないプランの場合、これらのレストランを利用する際には別途料金が発生します。
  • 寄港地でのツアー(エクスカーション):多くの場合、寄港地での観光ツアーは別途購入する必要があります。
  • 船内での有料アクティビティ:スパ、カジノ、一部のゲーム、特別なワークショップなどは、基本的には別料金です。
  • ランドリーサービス:船内での洗濯や乾燥は、有料サービスとなるのが一般的です。
  • 医療サービス:船内に医務室がありますが、医療行為を受けた場合は保険適用外で別途費用が発生します。
  • 免税店での購入品:船内の免税店での買い物は、当然ながら別途料金がかかります。
  • 船外での飲食・買い物:寄港地で船を降りてからの飲食や買い物は、すべて自己負担となります。
  • 燃油サーチャージ・諸税(一部):クルーズ会社によっては、燃油サーチャージや一部の諸税が別途請求される場合があります。予約時に確認が必要です。
  • 海外旅行保険:万が一の事態に備え、海外旅行保険への加入は別途検討すべきです。

賢く楽しむためのチェックポイント

オールインクルーシブクルーズを最大限に活用するためには、いくつかのチェックポイントがあります。

  • クルーズ会社のウェブサイトを熟読する:含まれるもの、含まれないもののリストは必ず確認しましょう。PDFで提供されている場合もあります。
  • 予約前に営業担当者に質問する:「このプランでは、〇〇は含まれますか?」と具体的に質問することが大切です。曖昧な表現には注意しましょう。
  • 含まれるものをリストアップする:自分の旅行スタイルに照らし合わせ、実際に利用しそうなものが含まれているかを確認します。
  • 含まれていないものの費用を把握する:もし、どうしても利用したい有料サービスがある場合、そのおおよその費用を事前に調べておくと、予算管理がしやすくなります。
  • アルコール飲料の範囲を確認する:お酒をよく飲む方は、どのようなアルコールが、どれだけ含まれるのかを必ず確認しましょう。
  • スペシャリティレストランの利用機会を確認する:食にこだわりがある方は、スペシャリティレストランの利用回数や無料対象のレストランをチェックします。

まとめ

オールインクルーシブクルーズは、追加料金を気にせず、旅に集中できる魅力的な旅行スタイルです。しかし、「オールインクルーシブ」という言葉だけで安易に決めつけるのではなく、含まれるもの、含まれないものを事前にしっかりと理解することが、後悔のないクルーズ旅行を楽しむための鍵となります。各クルーズ会社のプランを比較検討し、ご自身の旅のスタイルに合った、本当に価値のある「オールインクルーシブ」プランを見つけることが、賢いクルーズ旅行の第一歩と言えるでしょう。

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