クルーズ客室での洗濯方法と洗剤、注意点
クルーズ旅行は、非日常の体験を存分に楽しむことができる素晴らしい機会です。しかし、旅の期間が長くなると、どうしても衣類の洗濯が必要になります。船内での洗濯は、陸上とは異なる環境で行うため、いくつかの注意点があります。ここでは、クルーズ客室での洗濯方法、おすすめの洗剤、そして役立つ情報を詳しく解説します。
客室での洗濯方法
クルーズ客室での洗濯は、主に手洗いが中心となります。船内にはコインランドリーが設置されている場合もありますが、客室で手軽に済ませたい場合に役立つ方法です。まずは、洗濯に必要なものを準備しましょう。
必要なもの
- 洗濯物:着替え、下着、靴下など
- 携帯用洗剤:液体タイプや少量パックが便利
- 洗濯ネット:デリケートな衣類を守るため
- 携帯用ハンガー:乾かす際に使用
- S字フック:ハンガーを吊るす場所がない場合に便利
- タオル:脱水や拭き取りに使用
- ビニール袋:濡れた洗濯物を一時保管
洗濯の手順
- 準備:まず、洗濯する衣類を種類別に分けます。色落ちしやすいものは分けて洗いましょう。
- 洗面台の活用:客室の洗面台に栓をして、ぬるま湯を溜めます。熱湯は衣類を傷める可能性があるので避けましょう。
- 洗剤の投入:少量(数滴程度)の携帯用洗剤を洗面台に溶かします。洗剤を直接衣類につけると、すすぎ残しの原因になることがあります。
- つけ置き:衣類を洗面台に入れ、優しく押し洗いします。汚れがひどい場合は、数分間つけ置きすると効果的です。
- すすぎ:洗面台の水を抜き、再度ぬるま湯を溜めてすすぎます。洗剤が残らないように、数回繰り返しましょう。
- 脱水:衣類を軽く絞り、乾いたタオルで挟んで水分を吸い取ります。強く絞るとシワの原因になるため、優しく行いましょう。
- 干す:携帯用ハンガーにかけて、風通しの良い場所に干します。バルコニーがある場合は、バルコニーに干すことも可能ですが、強風や雨には注意が必要です。船内の空調を利用して乾かすこともできます。
おすすめの洗剤
クルーズ客室での洗濯には、携帯性に優れ、衣類に優しく、かつ洗浄力の高い洗剤が適しています。以下にいくつかのおすすめのタイプをご紹介します。
携帯用液体洗剤
携帯用液体洗剤は、少量でよく泡立ち、すすぎも比較的楽なため、手洗いに最適です。旅行用に小分けになっているものや、詰め替え容器に入れて持参すると便利です。合成洗剤でも、おしゃれ着用洗剤のような中性洗剤を選ぶと、デリケートな衣類にも安心して使えます。
固形石鹸
固形石鹸も昔ながらの定番ですが、洗浄力が高く、少量でも長持ちするというメリットがあります。ただし、泡立てるのに少し手間がかかる場合があり、すすぎ残しに注意が必要です。携帯用の小さめの石鹸を選ぶと良いでしょう。
旅行用洗剤シート・パウダー
最近では、水に溶かして使う洗剤シートや、計量不要のパウダータイプも登場しています。これらは非常にコンパクトで持ち運びやすく、計量の必要がないため、手軽に洗濯したい場合に重宝します。環境に配慮した生分解性の製品を選ぶのも良いでしょう。
注意点
- 漂白剤・蛍光増白剤:客室での洗濯では、漂白剤や蛍光増白剤入りの洗剤は避けた方が無難です。衣類を傷めたり、色落ちの原因になったりする可能性があります。
- 香りの強さ:香りが強すぎる洗剤は、船内の限られた空間で気になる場合があります。無香料や微香性のものを選ぶと良いでしょう。
- 環境への配慮:船から排出される排水は、環境に影響を与える可能性があります。できるだけ環境負荷の少ない、生分解性の高い洗剤を選ぶことを心がけましょう。
船内施設での洗濯
多くのクルーズ船には、コインランドリーが設置されています。ここでは、船内施設を利用する際のメリットと注意点について解説します。
コインランドリーのメリット
- 効率性:洗濯機と乾燥機を使えるため、一度に多くの衣類を効率的に洗うことができます。
- 乾燥:乾燥機があるので、天候を気にせずに衣類を乾かせます。
- 節水・省エネ:自宅にいる時よりも、意識的に節水・省エネを心がけることができます。
コインランドリーの利用方法と注意点
- 場所と営業時間:船内のどこにコインランドリーがあるか、また利用可能時間を事前に確認しておきましょう。
- 料金:利用には料金がかかる場合がほとんどです。小銭や専用のカードが必要になることがありますので、事前に確認し、準備しておきましょう。
- 洗剤:洗剤は備え付けられていない場合が多いので、持参するか、船内で購入する必要があります。
- 混雑:特に夕食後などは混雑することがあります。時間に余裕を持って利用しましょう。
- 注意書き:利用方法や禁止事項が記載されている場合があるので、必ず確認してください。
その他役立つ情報
クルーズ中の洗濯をより快適にするための、いくつかのヒントをご紹介します。
洗濯物の削減
そもそも洗濯物の量を減らすことが、最も効果的な対策です。旅行日数に合わせて、着回しのしやすい服を選んだり、現地で調達できるもの(例えば、使い捨てのインナーなど)を検討するのも良いでしょう。
速乾性のある衣類
速乾性のある素材の衣類は、手洗いでも乾きやすく、旅行中の洗濯の負担を軽減してくれます。
シワ対策
衣類は、脱水後すぐにハンガーにかけて形を整えることで、シワになりにくくなります。また、携帯用の衣類用スプレー(シワ取りスプレー)も役立ちます。
船内サービス
多くのクルーズ船では、有料のランドリーサービスを提供しています。衣類を預ければ、プロが洗濯・乾燥・アイロンがけまで行ってくれます。急ぎの場合や、どうしても自分で洗濯する時間がない場合に利用すると便利です。
バルコニーでの乾燥
バルコニーがある客室の場合、風通しの良いバルコニーで衣類を干すことができます。ただし、強風で飛ばされたり、雨に濡れたりしないように注意が必要です。また、景観を損ねないよう、目立たないように干す配慮も必要です。
まとめ
クルーズ客室での洗濯は、事前の準備といくつかの工夫で、快適に乗り越えることができます。携帯用洗剤を上手に活用し、船内施設も利用しながら、旅の衣類を清潔に保ちましょう。洗濯の負担を減らすことで、クルーズ旅行をより一層満喫できるはずです。
